ブログ始めました/『家族はつらいよ2』

10年前はほぼ毎日のように書いていたブログも、Twitterを始めてからは全く書かず。

140字以内でどうとでもなるコンパクトにおさまった人生も嫌だなぁと、再びブログを書いてみることにしました。
備忘録代わり、ちょっと頭のすみっこにあることなど、ここに投げ込んでいこうと思います。

なお、句読点の使い方などとうに忘れています。
小学生からやり直したい。







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『家族はつらいよ2』※微ネタバレ

一言感想:小林稔侍のためのスターシステム




熟年離婚問題で振り回される家族を描いていた前作、『家族はつらいよ』のナンバリングタイトル。
豪華キャストにホイホイされやすい私としては、見事に引っかかる。

「こんな家族、いまどきあるんですかねぇ」という感じ。
だからこそエンターテイメントになるとは思うんですが、現実味があるようでないような、遠い世界のようで実に生々しい。
昭和って、いい時代だったんですね。

今作、最近よく耳にするものを詰め込みすぎたのでは。
高齢者の運転免許返納、老老介護、独居老人、孤独死
ひとつひとつが中途半端に取り上げられていて、最終的に大きく印象に残ったのは「孤独死」のみ。
私は上映前の予告を見ない限りネタバレを一切目にしないで映画館に行く派なので、「免許返納のことで家族で喧嘩するんじゃなかったの!?」と驚きました。
それで120分近く引っ張るのはさすがに無謀かな、映画にならんな。

終盤に、「死ぬまで働けというのか、この国は」という台詞が出てくるのです。
もしかしてこの台詞を言わせたいがためにこの映画を作ったのでは、と思わないでもない。
映画監督など創作者は、そういった思想を作品に反映させるのは不思議でもない、だから面白いものが創れるのでしょうし。
ただこの台詞で、それまで笑えていたコミカルな部分が吹っ飛んでいった気持ちになりました。
ちょっと残念かなぁ、でもそういうものなのかもしれないですね。
そもそも山田洋次監督の御年が85歳、死ぬまで映画を撮り続けるでしょうに。
「働く」のか「働かせられる」のかで大きく違いはありますが、年齢はあまり関係ないと個人的には思います。
持病を抱えて弱っている50代もいれば、電車やバスの席を譲ったら怒りそうな元気な90代もいるわけですから。

もやっとしたまま観終わってしまいましたが、でも、映画館にいる年齢層高めのお客さんたちはよく笑っていて楽しそうでした。
「表現が古いなぁ、わざとらしすぎる」と思うものの、それは私が「その笑いがわかるまでの年齢に達していない」のかもしれません、きっとそうだ。
ほろりとするシーンもありました、現実と重ねると泣くしかないくらい重くて。
なんだかいろいろと考えさせられる映画です、たまにはこういうものも観て感性を働かせないといけません。
前作の熟年離婚は我が両親にとってはありがたいことに縁遠いテーマでしたが(自分の知らないところで亀裂はありそうですが)、高齢者社会の一途を辿っている現代では必ず身に降りかかるであろう今作のテーマ。
親の介護、しなきゃいけないんだろうなぁ。
死ぬ寸前まで元気でいてくれないかな、と不謹慎で不条理なことを願っている親不孝な娘で申しわけない。



毎日運転している側の立場としては、運転免許返納に関して言いたいことが腐るほどあるので、それはまた別の機会に。
普段イライラしない私が腹を立てている原因の8割は、高齢者マークをつけて走る車の運転マナーの悪さです。