『花戦さ』

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『花戦さ』

一言感想:みんなちがって、みんないい🌷🌺🌹🌻💐🌸🌲




原作の小説を読まずに映画を観ることが多いですが、これもまた未読のままで鑑賞した作品です。
だから、原作とどこが違うとか、そういうことは全くわかりません。
架空の人物がいたとかそういうこともわかりません。

華道にも茶道にも触れてこなかった自分の無粋さを、ちょっと情けなく。
なにか習っておけばよかったなぁ。
花を見ても「かわいい」「きれい」で終わってしまうし、そもそも植物の名前にとても疎い。
そんな自分でもわかる、花の美しさや力強さがたくさん盛り込まれている映画でした。

花を以って戦を仕掛ける花僧を演じた、野村萬斎
きっと、演技が大げさだとかわざとらしいとおっしゃる方もいるかもしれません。
でも、あれがいい味を出しているのだと思います。
佐藤浩市佐々木蔵之介も「静」の演技をしているのに対して、野村萬斎は生き生きとした「動」の演技で、ストーリー全体にめりはりを感じました。
だって彼は狂言師だもの。
しっかりと細かさも伝わってくる、プロだなぁ。

キャストが豪華なのは言わずもがな。
だからといって無駄に派手じゃないのがすごく心地いいというか、ゴージャスなんだけど馴染んでしまって落ちついて観られたというか。
佐藤浩市の葛藤するシーン、一見の価値があります。
利休といえば、三國連太郎も演じていましたね……まさか親子で利休を演じることになるとは、ちょっと感慨深い。



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ギャフンのイメージが強くて、もうちょっとコミカルだと思っていました。
超高速!参勤交代』みたいな(笑)。

なんのことはない、人間の生き様の映画でした。